Nonbite's Fly Fishing Tale

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Vol 12  Late debut

2008年4月12日

大芦川解禁から20日あまり経過。

ようやくデビューをはたした。

毎日、次から次へと追われている、果てしない長距離走のような日常からの脱出。

束の間の安息。

午後からの遅い釣行だ。

県道をゆっくり走る。

川辺にはたくさんのつり人たち。

思い思いのスタイルで釣りあがっている。

人のいない場所を目指し、上流へ向かう。しかし、今日は土曜日。人のいないポイントなどない。

魚影濃いといわれる西沢に入渓。

水質はうわさどうり、クリアー。

2、3日前に雨が降ったがその影響はないようだ。気温は22℃、水温は11℃、

ミッジのハッチもあり期待大。

入渓後すぐに反応があるが、こちらも慌ててしまい痛恨のバラシ。(×2)

その後しばらく反応がなく、たたき上がる。

餌釣りの方が、深場で釣り上げているのを見つつ、上流ヘ向かう。

流れのゆるいところを丁寧に流していると、

フライが飛沫とともに水中へ。落ち着いてロッドを立てると、小気味いい反応がロッドを通して伝わってきた。

小さいヤマメが反応。慎重に取り込み、大芦川での記念すべき第一号の彼女を迎え入れることが出来た。

その後もゆるい流れを流していくとまずまずのサイズに出会えた。

イブニング向かうにつれてハッチはなくなり、また、初めての場所でもあり脱渓が心配になり早め納竿とした。


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